[警告] 「支払いの問題でApple IDがロックされました。」メールは詐欺

知恵と知識
なる(10歳)
なる(10歳)

なんか変なメールがきたよ。

なる(70歳)
なる(70歳)

まず落ち着いて、検索してみるんじゃ。

メールを開いたら「支払いの問題でApple IDがロックされました。【警告】」というタイトルのメールが来てました。ドキッとしますね。「クレジットカードかな?ハッキングかな?」色々な心配が頭をよぎります。でもこれは詐欺メールです。慌てずに対処しましょう。

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Appleからのメールのような巧妙さ

まず見慣れたアップルマークと一緒にこんな一文が。

この手紙は信頼できる送信者から送信されたものです。
このメールアドレスはAppleアカウントとして登録されています。

ロゴとこの一文によって安心させます。「これは公式のだ」と無意識に思わせます。

AppleID(メールアドレスが表示されている)のために必要なアクション。
私たちは、App Storeでお支払いの同期が失敗していることがわかりました。 サービスへのアクセスを失うことを避けるために必要な支払い方法を更新します。 このような理由から、あなたのアカウントがフォローアップまで、一時的にロックされます。

カタカナの専門用語オンパレードでまくしたてます。

よくお問い合わせいただく質問 (FAQ) とその回答については、Appleサポート にアクセスしてください。

色々疑問が生じますが、その疑問はココでは答えません。ホントに答える気があるなら、オフィシャルへのリンクが張っているはずですが、それもありません。アクセスされると困るからですね。

大抵の人はそのまま下へ。

支払い同期

誘導されてあとは色々入力させられて個人情報を取られてしまいます。

詐欺メールの見分け方

日本語がおかしい

日本語が変だなと違和感を感じます。翻訳ソフトをつかってるのかどうかは分かりませんが、詐欺メールは日本語が正しくないことが多いです。外国人が詐欺師なのでしょう。これがなかったらすんなり騙されるかもしれません。

メールの出どころをみる

Appleからなので、当然メールの出どころはAppleのはずです。でも送られてきたのはappleからではありません。

no-reply@accounts.google.com

なぜかgoogleです。これで公式からのメールではないことは明白ですね。

Apple ID に関するメールは、「appleid@id.apple.com」から送られてきます。そしてAppleからのメールは、いつも本名が書かれています。今回はApple IDのメールアドレスしか書かれていないので公式からではありません。

ロゴや住所で信用させようとする

やたらと会社名、ロゴ、住所などをアピールしてくるメールは不自然です。信頼させようとしてるのが分かりますね。こちらが内容を吟味する前に、信頼性をアピールしてくるのは大抵詐欺です。本来は、納得してもらって、購入もしくは行動ですから。

詐欺を見極めるには「直感」と「確認」が必要です。「あれ?」と思ったら絶対に「確認」しましょう。だいたいの詐欺はすでに被害者がいるので、今回だとメールのタイトルをいれて検索すると情報が出てきます。変な着信があったら番号を検索しましょう。そうしたら同じようにかかってきた被害者が出てきます。

「大変だ!」と思ってもそのまま進まず、まず検索しましょう。

なる(10歳)
なる(10歳)

焦っちゃダメだよ。落ち着いてね。

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