いらない靴回収?高齢者を狙う「靴靴詐欺」とは?

おれおれ詐欺やわたしわたし詐欺は電話で知人になりすます詐欺。
電話という声だけで判断する上でなりたつ詐欺だ。

最近、知人のお母さんにかかってきた詐欺は少しタイプの違う詐欺のようだ。
勝手に私がネーミングしたのだがそれは「靴靴詐欺」。
???となるのはごもっとも。
でもこれがなかなか巧妙な手を使ってる詐欺なのだ。

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「靴靴詐欺」とはどんな詐欺?

こんな電話がかかってきたそうだ。
家にある使わなくなった靴を無料で引き取ります
この電話を受けた知人のお母さんはそれは便利だとお願いしたらしい。

どの家にも履かなくなった靴は1つや2つはある。
捨てるのはそんなに難しくないけれどついついそのままにして場所を占領してしまう。
「じゃあお願いしようかしら」という流れになるのである。

「靴靴詐欺」はここからが本番。
要らなくなった靴の他に金属製品で捨てるものがあれば一緒に回収しますよ
どんな金属でもいいので捨てるようなら一緒に用意しておいてください

いらなくなった靴を回収すると親切を示しながらほんとの狙いはこの金属にある。
靴と一緒に家の金属類も探させいらないものを無料で、もしくは定額で買い取るのだ。

「靴靴詐欺」の巧妙な点

いらない靴はすぐに見つかるがいらない金属類はなかなかない。
ないけれどとりあえずいらない靴を用意して家で待っておく。
すると親切な顔をした靴回収屋さんがやってきて靴と金属を受け取る。

そしてこう言うらしい。
他にいらない金属製品や不良品はありませんか?
そうやって親切なふりをしながら一緒に探したり吟味したりするのだ。

そして高価なもの、価値のあるものを見つけると追い打ちをかける。
このネックレスもう壊れてるから一緒にもっていきましょうか?
その指輪ももしもう使わないなら買い取りますよ
高齢者の方の持っているもので埋もれているものをそうやって発掘し搾取するらしい。

「靴靴詐欺」は「おれおれ詐欺」とは違い出会うことに意味がある。
独り身の高齢者の家に電話をかけ親切心で近づいて家に上がり込むことが目的だ。

この詐欺の上手いところは人の心理を巧妙についている。
「汚い靴を引き取ってもらった」というしてもらった感を利用している。
もっと言えば、「汚い靴だけをもって帰ってもらうのは申し訳ない」という気持ちだ。

勝手に相手がそう言ってるだけなのにこちらが罪悪感を抱くようになる。
「掃除を手伝ってもらっている」という心理状態まで進むかもしれない。
「ここまでしてもらって悪い」という気持ちからどんどん提供してしまうのだ。

自分の身近にこういう詐欺が無いのはなぜか?

この話を聞いた時、そういえば全くこういう詐欺にあったことがないと思った。
実家にいた時にもおかしな電話がかかってきて撃退したことがあるけど自分には無い。
同じ30代の友達に聞いてもそんな話聞いたことも無い。
なぜだろうか?

答えは簡単で「家に固定電話がない」からだ。
今の若い人は携帯だけあればいいので固定電話が無い。

でも一昔の人は固定電話を使い続けている。
今は電話帳に載せる人も少ないがそれでも多くの人は載せている。
だから詐欺グループも固定電話を持ってる人を狙うのだろう。

・固定電話を持っていても電話帳に載せない。
・固定電話をやめて携帯電話を使う。

こういうところを少し気をつけると高齢者を狙った詐欺は防げるかもしれない。
全国で聞くようになった「靴靴詐欺」に気をつけましょう。