何かの専門家になるための勉強量

なる(10歳)
なる(10歳)

昆虫はかせになるにはどうしたらいいのかな?

なる(70歳)
なる(70歳)

とりあえず図書館の昆虫の本を読まんといかんな。

何かに精通するためには勉強しなければなりません。短期間で専門家になるにはどれくらい勉強する必要があるんでしょうか?齋藤さんの「くすぶる力」という本に「研究力」が言及されています。

仕事にするための量と集中力

齋藤さんは「くすぶる力」の中で研究する過程を教えてくれています。例としてファッションデザイナーになるための研究の仕方です。抜粋してみます。

・古本屋で安い雑誌を買い込み、ある年代に徹底的に詳しくなる
・1970年代の雑誌を片っ端から切り抜いてスクラップブックにする
・1ヶ月集中してやれば精通できる。
・ビジュアル中心の雑誌だと1日か2日あれば30冊か40冊こなせる。
・4、5万円あれば10年分くらいの雑誌は手に入る。

そんなに暇な時間はないと思うかもしれません。でも仕事にしたいのであれば、それくらいの集中力は当たり前です。と齋藤さんは述べています。

これから分かるのは研究とは取り入れる量が半端ありません。2日で30冊としても450冊の雑誌が必要です。もちろんお金も時間も不可欠です。でも専門家になるためには、仕事にするためには当たり前なのです。勉強するとは、量が桁違いです。

なる(70歳)
なる(70歳)

詳しいぐらいじゃ専門家にはなれんのじゃ。

大量にインプットすると大きい財産になる

日本映画の名作を100本見ると何が起きるのでしょうか?

邦画通になるのはもちろんのこと、人間を理解する力や時代を読む目が養われ、心が耕されます。度を過ぎた大量インプットは、経験の質を変えるのです。

邦画の専門家にもなりますが、得る知識はそれだけじゃありません。人間としても経験も何倍にもなります。普通は経験できない他の人の人生を疑似体験できます。その人の感情や思考の仕方も体験できます。

情報を大量に自分に入れることは勉強の基本です。一気に専門家になれます。そして思いもしなかった情報と経験が手に入ります。手に入れようとした情報以上のことを手にすることができるのです。

なる(10歳)
なる(10歳)

昆虫を勉強すれば自然環境も詳しくなるよね。

図書館にあるカテゴリーの量の本じゃ足りませんね。ましてや本屋で立ち読みしたぐらいじゃまるでダメです。スマホで暇な時に適当に検索する、、、これは実は勉強することにも含まれないということです。大量インプットの価値を信じてお金と時間を割きたいですね。ケチらずに投資しましょう。一つの分野の大量のインプットができるなら、その分野の専門家になれます。

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